sting like bee

一口クラブライフ✳︎ログ

北海道武者修行へ

先週末に走ってくれた出資馬のレースレビュー・ローレルクラブ編です🐴

 

f:id:AMANISTA:20190711092905j:image

ローレルジェイド

3歳 牡[未勝利]
美浦斎藤誠厩舎 → ホッカイドウ競馬安田武広厩舎
父:ロードカナロア
母:ネネグース

 

2019/07/10

本馬の今後について関係者間で協議を行なった結果、再ファンドを前提にホッカイドウ競馬安田武広厩舎へ転籍する事を決定しました。美浦トレセンを明日出発して明後日12日(金)に安田厩舎へ入厩する予定です。尚、出資会員の皆様には、再ファンド申込書を兼ねた報告書を別途送付させて戴きました。

斎藤(誠)師「前走の東京で4着という成績で権利が取れての今回の競馬でしたし、状態は前走以上と思って競馬に臨んだのですが、競馬に行って気難しい面が災いした様子です。身体の成長は申し分ない馬ですが、まだ気性的には子供なのだと思います。今後については、限られた期間や条件で結果を出すのは厳しいですし、無理使いするよりは地方で条件を整えた方が良いと思います。お話を頂いた時から私にとっても期待の大きな馬でしたが、力が足りず結果を出せずに申し訳ありません」

2019/07/08

7月6日(土) 福島3R・3歳未勝利・D1700m・15頭立4枠7番に☆木幡巧也55.0kg・馬体重496kg(-4)で出走して、タイム1分50秒9(重)で3.5秒差の13着でした。

木幡(巧)騎手「前めのポジションが取れたので、距離のロスがないように内に入れたのですが、砂を被ると進んで行かなくなりました。頭を上げるような事はなかったのですが、反応もなく下がってしまいました。続けて乗せて頂いたのに申し訳ありませんでした」

 

前走の東京ダート1400戦で4着と好走したことによって優先出走権を獲得したジェイドは、今回初めて放牧を挟まずに在厩調整での続戦が叶いました!

距離は300m伸びますが、前走では終始ジョッキーが追い通しで1400は忙しそうに見えたことや、舞台が小回りの福島に変わることなどから、今走の距離延長も無難にこなしてくれるのではないかと🐴

中一週ながら週中の追い切りでは坂路で自己ベストをマークしていたように、状態面はひと叩きされて上昇してる印象だったんですよね⤴︎

そんな感じで期待に胸を膨らませながらの今走でしたが、レースでは最終コーナーあたりでズルズル後退…まさかの13着惨敗に終わっています(´・ω・`)

敗因としては、ジョッキーコメントにあるようにインで砂をまともに被ってしまったことが挙げられています

それに付帯して、インで窮屈な競馬を強いられたことも嫌気を出してしまった大きな要因かもしれません⤵︎

前走4着できた後にも斎藤先生からは「まだ気性面が子供で手放しでは喜べない」と言われていたのですが、師が不安視していたことが現実になってしまいましたね

それにジェイドは500kgの立派な馬体をしているので、それも含めて馬群の外をのびのび追走する形でないと現状では力を発揮できないんかな(^-^;

 

もう未勝利の残り時間も少ない中でのこの敗戦、レース後は今後どんなプランでいくのかと思っていたところ、昨日クラブより『JRA登録抹消→再ファンド予定での地方転出』とアナウンスがありました!

スリーアウトなわけでもないので、最低限もう1戦は走れそうなタイミングでしたから、この早めの決断にはとても驚かされました(・Д・)

それでも「引退ではなく再ファンドでのJRA復帰の線が残って本当によかった」という安堵の気持ちでいっぱいです✨

7月に早くも再ファンドということで、調整期間から言っても8月いっぱい中央で走ってクタクタのまま地方に転入してくる馬と比べると確実にアドバンテージもあるでしょう

11月第1週で閉幕してしまう雪国・門別の開催期間中に勝ち上がるためには、決断時期としてベストのタイミングだった気がします!

育成時代を過ごしたヤシ・レーシングランチさんでしっかりと鍛錬してもらって、心身ともに幼さの目立つ現状から大人の競走馬へと変身していってほしいなと⤴︎⤴︎

少頭数レースになることの多い門別ですから、そのあたりも彼にとっては追い風となるに違いありません

すごく愛くるしくて大好きな出資馬であるジェイドくんが数ヶ月後、再び中央に戻ってきてくれることを今から心待ちにしています(´ー`)

 

斎藤誠厩舎のみなさま、モタレ癖のひどいマイペースキャラのジェイドをお世話いただきまして大変にありがとうございました!

安田武広厩舎のみなさま、非常におっとり・のんびりした馬ですけど笑、カワイイ仔なので大事にしていただけるとうれしいです

ジェイドをよろしくお願いします!!

 

f:id:AMANISTA:20190711101046j:image
f:id:AMANISTA:20190711101049j:image

アメージングサン

2歳 牡[未勝利]
美浦・奥村武厩舎
父:ロードカナロア
母:アメージングムーン

 

2019/07/10

7月28日(日) 札幌1R・2歳未勝利・芝1200mにC.ルメールで出走を予定しています。

奥村(武)師「右前のソエについては問題のない状態ですので、明日から馬場入りを再開して札幌を予定する事にしました。次はしっかりと結果を出せるように頑張ります」


2019/07/08

7月6日(土) 函館5R・2歳新馬・芝1200m・9頭立4枠4番にC.ルメール54.0kg・馬体重458kg(初)で出走して、タイム1分10秒6(良)でクビ差の2着でした。

ルメール騎手「新馬だから仕方がないけど、全体的にまだ子供だね。ずっとフラフラしていたし、自分でブレーキをかけたりスピードを上げたりを繰り返して、息が入るところがなかったです。それでもよく伸びてきていたし、距離も悪くなかったよ。競馬を覚えてくれば、能力があるから楽しみだね」

奥村(武)師「追い切り毎に気持ちの高ぶりが見えてきたのと、右前にソエが出始めていたので、強い調教は控えて仕上げてきましたが、返し馬では特に気になる点はありませんでした。装鞍所では、初めての競馬なのに今からレースだと判ったようで、物凄い気合いを出してきたので、今後は注意が必要です。今日は残念でしたが、これが良い経験になってくれるでしょう」

 

アメージングについては、師の評価の高さやローレルゲレイロの甥であることなどから、メディアから注目馬としてたくさん取り上げられてもらいました

そして迎えたメイクデビュー函館は単勝1.4倍の断然人気に推されての出走となりました🐴

ゲートが不安視されていましたが、五分のスタートを決めるとそつなく好位に取り付きます!

安心したのも束の間、物見をしてしまうなどどこか集中力を欠いたアメージングは少しずつ位置を下げていくマズイ展開に…

それでもルメールジョッキーの檄を受けながら、コーナーではなんとか前との差を詰めにいきます!

しかし直線入口では函館の短い直線からすると絶望的な位置に(・Д・)

それでも残り1ハロンあたりからようやくエンジンがかかったアメージングは前を猛追します

100mのところからカラダがグッと沈むと更に加速!!

必死に前を追いますが、あと少しで交わせるかと思ったところでゴール板を通過(ノД`)

勝ったプリンスリターンにクビ差届かず、目標にしていた函館2歳ステークス出走はこの時点で断念せざるをえなくなってしまいました

結果は残念でなりませんが、ソエ気味の脚を考慮しての調整が続いていたこともありますし、幼さと母譲りの激しい気性面を覗かせるところもあったりと、そんな中でも最後はあれだけ素晴らしい脚を見せてくれたのでまったく悲観はしてません!!

残り100mの沈み込むファームには痺れたし、自分の出資馬ながら「カッコイイ馬だなー」なんて思ってしまいました(親バカならぬ出資者バカですねー笑)

 

ソエの影響もあって放牧もあるかと思っていましたが、脚元は問題なさそうとのことでこのまま北海道stayを継続することになりました!

次走は7/28の札幌にて再び鞍上にクリストフ・ルメールを迎えて勝ち上がりに挑みます!!

一度競馬を経験したので、きっと次は追走ももっと楽になるでしょう

くれぐれも無理はさせてほしくありませんが、奥村武先生が大丈夫だと判断されたのであれば信頼してお任せします(´ω`)

ずっと在厩が続いているので、脚元のためにも次は是が非でも勝って、夏休みさせてあげたいな🌴✨

「次は必勝だって!!札幌にアメージングな風が吹くって!!」by 越中さん

 

f:id:AMANISTA:20190711104131j:image
f:id:AMANISTA:20190711104134j:image

ヴァリアントジョイ

2歳 牡[未勝利]
美浦畠山吉宏厩舎
父:ウインバリアシオン
母:エプソムアイリス

 

2019/07/10

畠山師「大きな問題もなく馬は元気ですので、このまま状態を見ながら続戦で行きたいと思います。使いながら身体がパンとすれば楽しみな馬になると思います」


2019/07/08

7月7日(日)函館5R・2歳新馬・芝1800m・10頭立7枠7番に柴山雄一54.0kg・馬体重462kg(初)で出走して、タイム1分55秒4(良)で0.5秒差の7着でした。

柴山騎手「かなりのスローペースになったので、用意ドンで追い出したらバラバラの走りになってしまわないか心配しましたが、稽古の時とは全然違ってしっかりと走れていました。その違いに驚きましたが、調教毎に力を付けている事と、競馬で気持ちが入った事で走りが変わりましたね。性格が良くて、悪さをしないし操作がしやすいです。ゴーサインを出した時も気持ちの面ではいい反応をしてくれるので、これから身体がしっかりしてくれば、さらに良くなってきそうです」

畠山師「まだ緩さがあるので、直線で勝ち馬の後ろで3頭併せ馬になった時にしっかり反応できませんでしたね。それでもこれまでの函館での調教内容を考えると、デビュー戦としては上々の内容だったと思っています。血統的にも晩成タイプですし、これからも千八からニ千くらいを使いながら鍛えていきたいと思います」

 

アメージングサンに続いて翌日の函館でデビューを迎えた青森産の期待馬ヴァリアントジョイ🐴

当初は府中デビューを目標にしていましたが、函館デビューへとプラン変更!

ゲート試験を一発合格したのち、美浦→函館と十分すぎるほど乗り込まれてきたのですが、肝心の時計がなかなか詰まりません…

おまけに追い出すとフォームがバラバラになってしまう状態で、デビュー予定の更なる延期すら検討されていたほどでした

それでも直前の追い切りでまずまずの走りを見せたことで、畠山先生から「まずは一度実戦を経験させよう」と先週の出走へゴーサインが出ます!

そして迎えたレース当日、自分はグリーンチャンネルでライブ観戦していましたが、陣営の評価どおり馬体にはハッキリ緩さが残っている状態でしたね

正直ちゃんと競馬に参加できるかなーと不安でしたし、一周回ってくるだけになるかもしれないと、ある種の覚悟を持って見守っていました(・ω・)

しかし、ヴァリくんは予想をイイ意味で裏切る好内容の走りを見せてくれます✨

直線の短い函館で超スローの中団後方寄りを追走という厳しい位置どりでしたが、コーナーでのペースアップに置いていかれるどころか、逆に前との差をどんどん縮めていくヴァリアント…!!

「これはひょっとしてひょっとするかも」と思うくらいのハッとする脚を見せてくれたものの、直線では他馬の間に挟まれる形でコーナーの手応えほどは伸び切れませんでした

このあたりはまだかなりの緩さが残っている影響があったんだと思います

それでも勝ち馬オーソリティと僅か0.5秒差の7着でゴールしましたし、7着だとしてもまったく悲観する必要のない競馬だったんじゃないかと⤴︎

良化度合は非常にスローではあるものの、追うごとにじわじわと良くなってきましたし、このレースを無事に走り終えたことで更に上昇してくれることは間違いなさそうです(´ー`)

 

ちなみに今回のヴァリくん、7月7日の七夕の日に7枠7番で出走して7着という、狙ってた!?ってくらいに7の揃ったラッキーセブンホースになってました笑

昨日の更新では次走についての具体的な言及はありませんでしたが、続戦ということなので、そう遠くないうちにまた彼の走りが見れそう!

北海道シリーズでの2歳未勝利戦は毎週のように1800のレースもありますから、状態の良化具合に合わせてタイミングを見計らって登録できそうなのもgoodですね⤴︎⤴︎

 

 

それではまた!
me ke aloha pumehana

 


※このブログではローレルクラブならびにシルクホースクラブのホームページ掲載情報から転載許可をいただき記事にしています
また、ノルマンディーオーナーズクラブについてはクラブに事前連絡を行いホームページ掲載情報を一部引用させていただいております

 

※2019年3月27日以前の過去記事については、お手数ではございますが旧ブログリンクからご覧ください
旧ブログ(ココログ) → sting like bee