sting like bee

一口クラブライフ✳︎ログ

スティンライクビー物語

このほどスティンライクビーがJRA登録を抹消し、ローレルクラブのファンドが解散となったことはここ最近の記事で触れましたが、あらためてビーに対しての想いや感謝をきちんと書いてみたいと思います(´ー`)

 

注:書き出したら予想どおり全然上手にまとめられなかったので、時系列なやつで『AMANISTA的スティンライクビー物語』を作ってみました笑

すごく力作だけど、すごーーーーく長いです(^-^;

 

 

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スティンライクビー

7歳 セン[2012年4月6日生まれ]
青森・ワールドファーム生産
父:キンシャサノキセキ
母:モーディッシュ

 

スティンライクビーは自分が一口クラブライフを始めてから2世代目となる2012年産生まれの青鹿毛馬🐴

2014年12月のデビューから2019年8月までの長きにわたり、僕のクラブライフを彩り続けてくれた大切な馬です

ビーを通して自分は多くのことを教わり、感動も喜びも悔しさもそう、本当に様々な感情を与えてくれました!

そしてそれだけでなく、ビーは一口会員としてたくさんの“はじめて”を自分にプレゼントしてくれた馬でもあります(´ー`)

そんなビーとの思い出を写真を織り交ぜながら時系列で綴っていきたいと思います!

 

 

ビーへの出資

一口馬主になろうと一念発起した2013年の夏、各クラブのホームページから出資可能な募集馬を隈なくチェックしていた頃、当時ローレルクラブで募集されていたビーを知りました!

「黒光りした馬体がカッコよく、見るからに運動神経の良さそうな馬だなー!」というのが募集カタログやウォーキング動画で初めてビーを観た感想です

ビーのお母さんモーディッシュはオークスサンテミリオンの半姉で父Singspielという良血⤴︎

本馬の配合でいうと、Northern Dancer 4×4にMill Reef 5×4•4というキツめのクロスを内包する母に対して、5代アウトの父キンシャサを掛け合わせ、自身はHalo 4×4にNorthern Dancer 5×5•5

クロスのバランス、緊張と緩和が素晴らしいです(*´д`*)

しかも父父フジキセキのところだけが非Northern Dancerという、痒いところにも手が届く配合をしていたり…!

そしておまけに希少な青森産馬でもあるだなんて、自分はもう完全に心をもっていかれました笑

「こんな良い馬が募集額1,200万なんだ!しかもまだ残口あるし、これはもう行くしかないでしょ!!ローレルクラブ、入りまーーす!!!!」って感じで出資を決意( ´_ゝ`)

こうして、彼の存在が一口クラブライフのスタート、そしてローレル入会の大きな決め手になりました✨

ちなみにビーの幼名はモーディッシュ12なので『モーくん』と呼ばれていたんです🐴

ひゃー、懐かしいな!!

今じゃすっかり壮年世代となっているビーさんですが、モーくん時代から人懐っこさは変わらず、昔から人に従順で走ることが大好きな愛くるしい存在でした(・∀・)

 

はじめての牧場見学

記念すべき一口クラブライフ最初の牧場見学のお相手となったのは、当時明け2歳だったモーくん(後のビーさん)でした!

青森から美浦近郊のブルーステーブルさんに移動して馴致されていたモーくんに会いたくて、初めてローレルクラブさんに牧場見学の申し込みをしたんですよね📞

まだ一口クラブ業界の右も左もよくわかってない時期だったので、クラブに電話するのもドキドキしてたし、ホントこの頃は味わうことすべてが新鮮でした笑

めちゃくちゃ朝早くに車で出発してブルーステーブルさんにお邪魔したあの日のことは、色褪せることなく今でもハッキリ覚えています

そして、モーくんと念願の初対面!!

想像してたよりコンパクトなんだなーというのが第一印象でしたが、モーくんまだ2歳になったばかりだったし、体高低めの幼駒でしたからね

実は自分、競馬ファン歴は長かったものの、直接サラブレッドを触るのはこの時が初めてだったんです!

なので「機嫌悪かったりしたら噛まれたり蹴られたりするんじゃ!?」…なんて若干ビビりながら、最初は軽く腰が引けた状態でモーくんの頭を撫でさせてもらいました笑

もちろん噛まれたり蹴られたりもありませんでしたし、冬毛も少なくツヤツヤしたモーくんの毛並みはすごく肌ざわりが良くて、見ず知らずの人間なのに嫌がらず触れ合ってくれたのがたまらなくうれしかったです(*´ω`*)

対応してくださったブルーステーブルのスタッフさんとモーくんの近況についてお話ししてる間、ずっと大人しく良い子にしててくれたんですけど、時々ハグハグ甘えてきたり「もっと遊ぼうよー」とでも言いたげな彼の表情に、自分はすっかりメロメロになってしまいました✨

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デビューも…勝ち上がることができなかった

その後モーくんにはスティンライクビーというカッコイイ名前が授けられ、美浦トレセンの尾関厩舎へと入厩し、デビューを目指すことになりました⤴︎⤴︎

「ゆくゆくは芝の大きいレースを使えるよう距離をもたせたいから」という理由で、デビューは敢えて中山の芝マイル戦で迎えたように、尾関先生からは大きな期待をかけて管理していただきます

しかし、この頃まだ体質的な弱さを抱えていたビーはなかなか勝ち上がれなかったばかりか、順調にレースを使うことすらできなかったんですね💧

夏に一度ハナ差の2着こそあったものの、結果的に5戦0勝という不本意な成績でビーは未勝利戦終了を迎えてしまいました

 

はじめてのJRA出戻り

惜しくも3歳未勝利戦の施行期間中に勝ち上がることができなかったビーは、関係者協議により再ファンド前提で地方転出(岩手競馬)することになったんです

岩手移籍後はすぐさま盛岡で2勝を挙げてJRA復帰条件を満たすと、おまけに水沢でももう1勝、圧勝続きの三連勝で文句なしのJRA出戻りを無事決めてくれました✨

これは自分の出資馬として初めての地方転出からの中央復帰となり、満を持して美浦に戻れることになったビーは心機一転、田村厩舎でお世話になることが決定!

遅れてきた青森の秘密兵器は、このあとキャリアの全盛期を迎えることになります

 

はじめてのJRA3勝馬

田村厩舎のメンコを着けて迎えたJRA復帰戦は、3歳時の暮れ中山ダ1200で行われた500万下の平場戦でした

地方3連勝の勢いを買われて3番人気に推されたビーは、好スタートから軽快にハナを切ると直線でもグイっとひと伸び!

見事3馬身差の完勝で中央初勝利を飾りました!!

年が明けて4歳になったビーは前年終盤の勢いそのまま、主戦・吉田豊ジョッキーとのコンビで持ち前のスピードと中山の急坂も苦にしない腰の強さを武器に次々と好成績を残していきます⤴︎

田村厩舎自慢のハード調教で鍛えられながらこの年の10月までの間、夏の降級を挟んで1,000万下条件を2勝する活躍を見せ、自分の出資馬として初めてのJRA3勝馬となってくれました

 

その後のスランプとはじめての転厩

4歳の10月に再び準オープンに昇級し更なる活躍が期待されたビーでしたが、その後はこれまで順調にきていた歯車が再び狂い出します⤵︎⤵︎

得意のスタートで後手を踏んでしまったり他馬から不利を受けたりと、なかなか本来の走りを見せられないままクラスの壁に苦しみ続けたビー🐴

大得意だったはずの中山ダ1200でも見どころなく連敗を喫してしまうなど、すっかり精彩を欠いたビーはクラブ側との協議の末に田村厩舎を離れることになり、5歳春には竹内厩舎へ転厩することとなりました

これも自分の出資馬としては初めての転厩となったのですが、思いのほかあっさりと転厩が決まったことによるどこか寂しい気持ちと、成績不振に喘いでいたビーを快く受け入れてくださった竹内先生への感謝の気持ちが入り混じり、なんだか複雑な心境だったことを思い出します(´・ω・`)

再ファンド前に在籍させていただいた尾関厩舎も合わせるとこれで3つ目のJRA所属厩舎となり、決して順風満帆とはいかなかったビーの馬生を象徴する出来事でした

 

はじめての去勢

竹内厩舎に移った後も相変わらずビーの成績は一向に上向きません⤵︎

そして転厩後2連敗で迎えた5歳の夏、ビーはこの状況を打開するために去勢手術を受けることになりました(・Д・)

どんな時でも飼食いが落ちない食欲旺盛さが災いして馬体重調整に苦労していたため、去勢によって体重コントロールを容易にするという狙いだったと記憶しています

その他にも、加齢によって筋肉が硬くなりすぎないよう柔らかさを保つために去勢するという側面もありました

しかしせっかくセン馬になったのに、去勢放牧明けのレースにおいてもビーは2戦続けて不甲斐ない内容に終始してしまったのです

それでも竹内先生はビーを見放すことはせず、冬場はなかなか馬体重が絞れないこともあって再度外厩のパワーホースレーシングさんに出して立て直しを図ります

この放牧中には、5歳の冬にもかかわらず骨瘤を発症してしまい(本来骨瘤は成長途上の若駒に発生することがほとんど)、ビーはおよそ半年間という長い休養を余儀なくされました

 

二度目の牧場見学

年が明けてビーは6歳になり、空気も少しずつ暖かくなってきた春先、僕は二度目の牧場見学に行くことにしました

競馬場以外ではおよそ4年ぶり、初めてビーに会うことができた明け2歳の頃以来のご対面です🐴

年齢的にはすっかり古馬になっていたビーさんでしたが、見た目はまだまだ全然若々しい!!

筋肉の鎧を見にまとったかのような馬体にはハリもあって「こんなイイ馬なのになんで競馬で力を出せないんだろー?」というもどかしい気持ちでビーを撫でていたことを思い出します

既にビーは男の子ではなくなってましたが笑、モーくんと呼ばれていた頃から人懐っこさは相変わらずで、馬房から顔を出すビーとたくさんじゃれ合いました(´ω`)

※パワーホースさんから許可を頂戴し、お仕事のご迷惑にならない範囲で滞在させていただきました

パワーホースさんによると「骨瘤が治ってから明らかに馬が変わってきてる。負けが続いてるけど次こそは走る気がするよ。今は馬に行く気がすごくて稽古で抑えるのも苦労するから。道中手綱をがっちり抑えて我慢させて勝負どころで一気に放したら、ビュンと凄い脚を使えるはずだと思うんだ。去勢効果も出てくる頃だから、恥ずかしい競馬は絶対しないよ!」ってお話だったので、「これは…ひょっとするとひょっとするかもしれない」と密かにワクワクしながら、ビーに別れを告げ帰路に着きました🚗

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ドラマチックな復活劇

およそ半年ぶりの休み明けとして竹内先生が選んだレースは4月の鎌倉ステークス(東京ダ1400)

鞍上には初めて松岡正海ジョッキーを迎え、ビーは絶好調の状態でレースを迎えました

しかし実績のない千四という距離に加えて、近走成績の悪さや長期休養明けということもあり、ビーは16頭立ての15番人気とまったくの不人気💧

そんな「既に終わった馬」という低評価をあざ笑うかのようにビーは快走をみせます!!

小気味良いフットワークでの二番手追走から直線向いて追い出されると、松岡Jの檄に応えて懸命にゴールを目指すビー🐴

ゴール前では脚色が鈍り後続に交わされてしまいますが、なんとか3着に踏ん張る走りで見事馬券圏内での入線を果たしました

単勝オッズ252.9倍の大穴だったため、ついた複勝はなんと4,960円!!!!

誰もが驚くビーの激走(僕でさえめちゃくちゃ驚きました)には本当に感動し、何度もレース映像を見直しては涙が止まりませんでした

ここまでビーに携わってきた方たちの想いや努力が報われ結実した瞬間だった気がします…!!

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※クラブから配信されたこの頃のビーさん(野獣化してる笑)

 

オープンクラスで連対

鎌倉ステークス3着後は再び間隔をあけ、ビーは江田照男ジョッキーと共に真夏の新潟で連戦に挑むことになりました

ビーはもともと夏負けしやすくてこれまでは夏場の競馬を避けてこられた馬だったんですが、去勢の効果が出ているのか、この年は暑い夏でもまったく問題なし⤴︎

手始めに挑んだ準オープンの越後ステークスで8番人気ながら再び馬券圏内の3着に入ると、中一週で格上挑戦したオープンのNST賞では5番人気で2着に入る好走をみせてくれます!

これで3戦連続の馬券圏内、しかもオープンクラスでも連対ということで、ビーはドン底から蘇るどころか第二の全盛期と呼べるような成績をマークしました✨

「これ、夢じゃなければイイな」って思うほどに最高だった2018年夏( ´_ゝ`)

 

ゴムマット事件

すっかり成績も安定し、鎌倉Sの15番人気3着がフロックではないことを証明してくれたビーさんは、休養を挟み11月のレースに向かうことに!

しかし、そこでは前代未聞の『ゴムマット事件』が待ち受けていました…!!

休み明けに選んだレースは京都の貴船ステークス、ビーは前走から16kg減と大幅に馬体重を減らして出走することになります

これは当初、輸送が影響したのかなと思っていたんですが、実は京都競馬場の出張馬房でまさかのアクシデントが起こっていたらしく…

なんでもビーは馬房に敷いてあったゴムマットをえらく気に入り夢中で遊んでいたところ、ゴムマット遊びに熱中するあまり、飲まず食わずの状態でレースを迎えることになったとのこと(・Д・)

その結果のマイナス16kgだったそうです⤵︎

だいたいゴムマット遊びってどんな遊びだよ!!って感じだけど笑、京都競馬場のゴムマットにはビーの琴線にふれる余程特別な何かがあったのでしょう

パドックでは直前にゴムマットを取り上げられたからか、ビーにしてはめずらしくイライラした顔で周回してましたが、そんな状態にもかかわらず貴船Sは5着と健闘します

そして続く府中の銀嶺ステークスでは、前走から+22kgという超絶リバウンドを披露!

貴船Sを走り終えてから、きっとこれでもかってくらい寝藁とか口にできるもの全てヤケ食いしまくったんだろうな(^-^;

そんな大増量が堪えたのか銀嶺Sのビーは精彩を欠き、久々に掲示板を外し13着に敗れました

 

三回目の牧場見学

また馬体が増えてお太りになったビーさん🐴🐷

絞りづらい冬の間は無理せず休ませようということで、銀嶺S後はパワーホースさんへ放牧に出されました

今年1月、自分は明け7歳になりダイエットに励んでいるらしいビーと再会するため、再びパワーホースさんを訪れます🚗

前回は一人での見学でしたが、今回はウチの奥さま(当時はまだ婚約者)も連れて一緒に会いに行きました

奥さんもサラブレッドに触れるのはこの日が初めてだったので、自分の初見学時と同じように最初ちょっとビビってましたね笑

でもビーの人懐っこさがあれば、初対面でもすぐに打ち解けることができてしまいます✨

ベロをベーっと出してお出迎えしてくれたビーさんはこの日も相変わらずかわいくて(もうかわいいっていう歳でもないんですけどね笑)、彼と触れ合えるひと時は自分にとって至福の癒しタイム(´ー`)

今回の見学ではビーと一緒にゴムマット遊びをしようと思ってたんですが、残念ながら実現せず…!

なんでも、パワーホースさんの馬房に敷いてあるゴムマットにはまったく興味を示さないらしいんですよ(謎)

奥さんもすごく癒されたようで、早起きでこちらに到着した頃はめちゃくちゃ眠そうな顔してたのに、ビーや同僚馬たちと遊んでるうちにめちゃくちゃ笑顔になってくれてて、お連れした身としてはホッと一安心でした⤴︎

「ダイエットがんばるんだよー!また競馬場に応援行くからさ、パドックでまた会おうぜ!」と、府中での再会をビーと約束してお別れしました

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やりすぎはダメ。ゼッタイ。

お休み中にダイエットに成功したというビーさん、休み明けのレースに選ばれたのは阪神のなにわステークスでした

当日ビーの馬体重を見るとビックリ…前走から24kg減の460kgって出ています( ゚д゚)

ダイエット…しすぎちゃった!!!!笑

ビーのベスト体重は竹内先生曰く470kg代前半とのことで、輸送もあったにせよ、これはいくらなんでも減りすぎですね⤵︎

そんな状態なので案の定ビーさんはスタートで後手を踏み、おまけに隣の枠の同級生コンテナさん(598kgの巨漢)に弾き飛ばされてスタート直後にレースが終わりました( ´_ゝ`)

続いて出走した鎌倉ステークスは昨年劇的な復活を遂げた思い出のレースでしたが、ビーは前走から12kg増やしての472kgと昨夏以来となるベスト体重での出走が叶います⤴︎

自分も約束どおりビーの応援に駆けつけたのですが、終始集中して周回することができていて、昨年の再現も期待できるデキのよさに思えました!

しかし、レースでは果敢に逃げたものの府中の長い直線でビーは次々と後続に飲み込まれてしまい、14着という悔しい結果に…

レース後は昨年と同じローテを辿るため、パワーホースさんにて越後夏の陣に向けた充電に入ります

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ファンド解散

立て直されて順調に調子を上げたビーは昨年3着に入っている越後ステークスへ向かいました

元主戦・吉田豊ジョッキーと久々にコンビを結成し、万全の仕上がりで出走🐴

レースでは手応え良く二番手を進む、昨年の再現を思わせる絶好の展開⤴︎

直線入口では思わず「ビー!!いけーーー!!」と声が出ました(*・Д・)ノ

でも…なぜかビーに昨年みたいな伸びがない…後ろの馬がどんどん襲いかかってくる💧

タイム的には大敗ではなく良くがんばっているものの、結果はまたしても二桁の13着に終わってしまいます

越後Sの後、陣営は捲土重来を期して再びの格上挑戦で49kgの軽ハンデで出走できるオープン・NST賞(昨年のこのレースでビーは2着している)に登録したものの、今年は登録馬が多く最後の枠から漏れてしまい、無念の除外となる不運⤵︎⤵︎

この除外を受けて、竹内先生は久々の芝・千直に向かうことを決断します!

千直コースでは3歳時にハナ差で2着になった経験もあり、番狂わせを狙ったビーと吉田豊Jでしたが、スタートで後手を踏んでしまったことが最後まで大きく響き、11着と敗れてしまいました⤵︎

この敗戦を受けてクラブでは今後の進退を決めるため、関係者協議を実施することに…

協議の結果「スティンライクビーの競走馬ファンドを解散・JRA登録を抹消し、岩手競馬に転籍の上で現役続行する」ことがクラブより正式にアナウンスされました(ノД`)

 

ビーに伝えたいこと

ビーは生まれ故郷ワールドファーム・村上幹夫さん名義の競走馬となり、今後はローレルクラブの手を離れ地方馬としてがんばっていくことになりました!

そして、これはおよそ6年間続いた『出資者と出資馬』という僕とビーの関係が終わりを迎えたことを意味します

いつか必ずこの日が来てしまうってことは頭ではわかってたけど、ビーに関してはどこかいつまでも自分の出資馬でいてくれるような都合のいい錯覚(願望?)もあったりして、実際自分は心の準備があまりできてませんでした…!!

だからショックがけっこうデカくて、ファンド解散の報を知ってから心にぽっかり穴が空いてしまう始末(´ω`)

でも逆に自分の抜け殻感の大きさから、自分にとってビーがどれだけかけがえのない存在なのかということも改めて知ることができたんですよね

勝敗とか収支とか…そんなのもはや関係ないと思える次元で、心の底から“愛馬”と呼べる素晴らしい馬に出会えたことをとても幸せに感じています✨

まだまだこれからもビーの現役生活は続いていくけど、ここでひとまず自分からの「今まで本当にありがとう」という感謝の気持ちを彼に伝えたい✋

それと同時に、ビーの生産牧場さん・外厩牧場さん・調教師さん・厩舎スタッフのみなさま・ローレルクラブのみなさま etc… これまでビーに関わったすべての方々にも厚く御礼申し上げたいです

ありがとうございました!!

6年間いつも自分をワクワクさせてくれて、笑いも癒しもたくさん提供してくれたビーくん🐴

遠く埼玉からだけど、これからも変わらず君のことを応援していくよ!

ずっと健やかで充実した馬生を送っていけますように!!!!

 

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あとがき

ぶっちゃけさせていただくと、この【sting like bee】というブログは以前からビーのファンド解散と同時に終わりにしようと決めてました!!

この2ヶ月くらいブログを書けなかったのは、書く時間を見つけられなかったというのは表向きの言い訳で、本当はそんな自分なりの決め事もあって更新が止まってしまっていたんです

だけど自分がこのブログを続けていくかぎりは、訪問してくださった方々の目の中にブログタイトルの『スティンライクビー』という文字が入るわけで…

だからそんな自己満極まりない理由付けではございますが「やっぱこれからもブログ続けよう」って思えました(・∀・)

なのでこうしてブログを再開できたのには、そういった新たなモチベーションができたことが大きかったです⤴︎

「こんなクソ長い記事いったい誰が読むんだ」って思いも多々ありますが笑、きっと世の中に3人くらいは読んでくださる素敵な方がいることを信じて[公開]のボタンをタップしてしまおうと思います( ´_ゝ`)

 

よしっ!!

これでようやくビーの記事を書き終えることができたので、モヤモヤが取れてめっちゃスッキリした!!!!笑

 

それじゃーいよいよローレルクラブツアー2019のレポート作成に入ります!!

 

 

それではまた!
me ke aloha pumehana

 


※このブログではローレルクラブならびにシルクホースクラブのホームページ掲載情報から転載許可をいただき記事にしています
また、ノルマンディーオーナーズクラブについてはクラブに事前連絡を行いホームページ掲載情報を一部引用させていただいております

 

※2019年3月27日以前の過去記事については、お手数ではございますが旧ブログリンクからご覧ください
旧ブログ(ココログ) → sting like bee