モニーは放牧、ヴァリくんは続戦!!
ローレルクラブツアーレポートはまだ途中ですが、先週末に走ってくれた2頭のレース結果と今後の方針です🐴
4歳 牝[2勝クラス]
栗東・西村真幸厩舎
父:ロードカナロア
母:アフリカンピアノ
レース結果
10/6(日)京都12R 3歳上2勝クラス〔芝1,200m・14頭〕7着[4人気]
互角のスタートから推してハナに立っていきます。そのままの位置で最後の直線では逃げ粘りを図りますが、残り100mで力尽き、7着に敗れています。
三浦皇成騎手「追い切りに乗せていただいた時は、折り合いは問題なく、走りに対して前向きでしたので、レースではそのイメージで競馬をさせていただきました。その通り勝負どころまで楽な手応えでしたし、これならそのまま押し切ってくれると思いましたが、直線に差し掛かったところで、急に突っ張って自分から走るのを止めてしまいました。開幕週の馬場でこれだけゆったりとしたペースはそうないですし、同じ競馬をしても飽きて止めてしまうでしょうから、今後のことを考えると違う競馬を教えていく方が良いと思いました。ギリギリまで我慢させて、馬群を割って出ていくような競馬なら、馬も飽きることはないでしょうし、最後まで集中してくれるかもしれません。追い切りに乗せていただいた感触から、力を出し切ればもっと良いパフォーマンスを見せてくれると思います」
西村真幸調教師「最初に先出ししようと考えていましたが、他の馬が先に馬場へ出てしまったので、それにつられて引っ掛かってしまうのではないかと心配しました。でも、いざ馬場に入ると気負うこともなく、スムーズに返し馬が行えましたので、これならレースでも良い競馬が出来るのではないかと期待しました。楽に先頭に立つことが出来ましたし、前が有利なペースにもなりましたので、最後の直線に向いた時は勝利を意識したぐらいでした。でも、急に反応が鈍くなってしまいましたね。最後まで気持ちが続かないようですし、ジョッキーが言っていたように、極端な競馬をさせてみるのも手かなと思います。真面目に走ればこのクラスでも良い競馬が出来る力を持っているので、その能力を発揮できるように努めていきたいと思います。トレセンに戻って状態を確認した後は、一旦牧場にお戻しさせていただきます」
三浦皇成ジョッキーが押しながら果敢にハナを切りましたが、前半3Fが34.4と開幕週の芝千ニという条件からするとペース自体は緩い流れ
4コーナーでの手応えも良さそうに見えたので、僕も「これはもらった!」って思いました(^-^;
良いスピードを持っているので楽に逃げれるのはアルモニカの長所なのですが、いざ追われると案外淡白なところがあります⤵︎⤵︎
春菜賞のように前に目標を置けた方が集中力が持続してゴールまで全力を出しきれるんでしょうが、そんなドンピシャな展開は諸々の条件が揃わないとなかなか実現しないからなー(´・ω・`)
MJさんも距離をもう少し伸ばして千四で行くことを推奨されてましたが、距離延長や脚質転換などを含めて何らかの変化や工夫が求められます
ひとまず放牧に出されましたが、良い素質を持ちながらそれを持て余してしまっている歯痒い現状を打破する為には、アルモニカ自身のさらなる成長(特に気性面)も必要になりますね…!!
ヴァリアントジョイ
2歳 牡[未勝利]
美浦・畠山吉宏厩舎
父:ウインバリアシオン
母:エプソムアイリス
2019/10/07
10月5日(土) 新潟2R・2歳未勝利・D1800m・14頭立4枠5番に▲団野大成52.0kg・馬体重456kg(±0)で出走して、タイム1分55秒1(重)で2.1秒差の5着でした。
団野騎手「スタートが良かったのでハナを切る競馬をするつもりで押して行ったのですが、外の馬の方が速かったので切り替えました。逃げた馬の直後につけて砂を被っても怯むようなところはありませんでしたし、まずまずスムーズな競馬は出来ていたのですが、向正面の残り800m手前ぐらいから一気にペースが上がってしまったのが痛かったですね。ラチ沿いを追走していたのでポケットに入る形になってしまい、動くに動けずという状況でした。あそこで前とは離されてしまいましたが、最後までしっかり反応してくれましたし、良いところのある馬だと思います。ダートの走りも良いです。また機会がありましたら、ぜひ宜しくお願いします」
2019/10/09
10月26日(土) 新潟2R・2歳未勝利・D1800mに出走を予定しています。
畠山師「新潟への輸送にも慣れたので、体重は殆ど変わることなく使えたし戻ってからも変わりない様子で元気です。権利が取れたので中2週での予定を考えています。ダートを使って競馬の内容は良くなっていますね」
ダート初挑戦となった9/14のレースでは、終い追い上げての7着とダート替わりで進境を見せてくれたヴァリアントジョイ🐴
先週末のレースでは更に着順を上げ、初めて掲示板に載ることができました٩( ᐛ )و
上位とは離されましたが、湿った馬場もあって2歳コースレコードが出たレースだったこともあり、パサパサの馬場ならもう少し際どいところまで迫れたんじゃないかと思います
ヴァリくんは良くがんばってくれましたし、初騎乗だった団野ジョッキーも辛抱強くよく追ってくれました⤴︎⤴︎
レース後の初々しいコメントもイイですね(・∀・)
ヴァリアントジョイは良くも悪くもワンペースな馬で、現状は速い脚が使えないので周りのペースアップについていけないところがあります
このレースでも好スタートを決めてジョッキーに促されるものの、二の脚の速さで劣り結局控えることになってしまったし、向正面から3角にかけてペースアップに上手く対応できずにインのポケットへ閉じ込められました💧
ただ、ヴァリくんはスタートセンスが良いのと、最後まである程度一定のペースで走ることができるのでバテた馬を確実に交わしてくれます⤴︎
上がりがかかるレースになればなるほど、他馬が止まる分ヴァリくんには有利に働くでしょう✨
あとは少しずつ力をつけて全体的な走力が上がってくれば、そう遠くない未来に勝ち負けへ加われるのではないかと思っています(´ω`)
さて、気になる今後の予定ですが、今日の更新によると新潟最終週に向かうとのこと…!!
なんと次で6戦目のレースになります(・Д・)
7月にデビューしたばかりの2歳馬なんですが、タフネスぶりがすごい…!!!!
これだけ使い続ける畠山先生もすごいですが、ヴァリくんの丈夫さには頭が上がりません
いちお以前も書いたように、トレセンではほとんど強い調教を課されていないので(レース当週に終い強めに追われる程度)、字面ほどの消耗はないはずです
なので畠山先生の使い方に対して否定的な意見もあるとは思いますが、僕個人としてはそこまで心配はしていなかったりします
ただ、ケガだけは絶対しないでね(´Д` )
たくさん走ってくれるのはうれしいけど、ケガしたりしたら何も意味ないから!!
それではまた!
me ke aloha pumehana
※このブログではローレルクラブならびにシルクホースクラブのホームページ掲載情報から転載許可をいただき記事にしています
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