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一口クラブライフ✳︎ログ

エヴァー引退

ベストデイエヴァーの引退が発表になりました🐴

 

まずは昨日近況更新のあった馬たちに触れていきます✋

エヴァーについては長くなるので一番最後に!笑

 


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ダンケシェーン

5歳 セン[2勝クラス]
栗東昆貢厩舎
父:ヘニーヒューズ
母:ゼフィランサス

 

2020/04/15

4月26日(日) または5月9日(土) 京都12R・4歳以上2勝クラス・D1400mに出走を予定しています。

この中間も変わりなく調整されています。

昆師「状態的には変わったところもなく順調ですけど、節的に来週の京都でも入るのは厳しい感じですから、今週の追い切りは止めておきました。週末から始動して、念のため来週はやっておこうと考えています」

 

節が足りず、先週の特別戦を回避したダンちゃん🐴

4/26に予定をスライドしましたが、おそらくそこも出れないだろうということで、5/9に再々スライドすることが濃厚です

今の第三場が適距離のレースがない福島であることに加えて、新型コロナの関係で条件馬は自ブロックでしか出れない制限が発令中なので、致し方ないところ(^-^;

在厩調整が続きますが、前走後はゆっくり楽をさせてもらっているので、連闘の疲れは癒えているのではないかと思っています

こっからまた良い感じで立ち上げていければいいですね⤴︎

 


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アルモニカ

5歳 牝[2勝クラス]
栗東・吉岡辰弥厩舎
父:ロードカナロア
母:アフリカンピアノ

 

2020.04.15 所有馬情報

在厩場所:栗東トレセン
調教内容:15日にCWコースで時計(計測不能)
次走予定:新潟5月10日 邁進特別

吉岡辰弥調教師「こちらに入厩した後も特に環境の変化に戸惑うこともなく、調教を開始しています。ただ、人の指示に従わず調教も早く終わらせようとする、ずる賢いところがありますね。それに坂路で乗ろうとすると、馬場に入るのにゴネてしまって危ないので、この中間は周回コースで乗るようにしています。これまでの競馬と同じで、時計を出そうとするとゴール手間で自分から止めてしまうので、変化をつける意味で15日の追い切りではわざと向こう正面をゴールにして行ってみました。その為に時計は計測不能でしたが、15-15ぐらいの時計にはなっていたと思います。同じことを繰り返して覚えてしまうと止めてしまう恐れがあるので、色々試して飽きさせないように工夫したいと思います。まだ新潟の芝1,000m直線は試していないようですし、これまでと違った条件としては良い番組だと思いますので、このまま問題なく進められるなら、5月10日の新潟・邁進特別に向かいたいと考えています」

 

モニーはキャリア初の千直に挑むことになりました!

先日吉岡厩舎に転厩し、新たな環境でのリスタートとなったアルモニカですが、西村厩舎在籍時からの課題であるメンタルの部分は今も相変わらずみたい💧

吉岡先生も過去のレース内容を分析してくださったり、調教パターンにもいろいろ工夫を取り入れていただいているので、人間側のこうした努力がどうにか身を結ぶことを願うばかり…!!

もしかすると千直の舞台なら本気走りしてくれるかもしれない…なんていう微かな希望はあります(・∀・)

現役生活残り一年、どこまで変わってくれるかわからないけど、変わってくれると信じたい

モニーの奮起を待ってるよ⤴︎

 


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ローレルジェイド (再ファンド予定)

4歳 牡[未勝利]
ホッカイドウ競馬安田武広厩舎
父:ロードカナロア
母:ネネグース

 

2020/04/15

4月9日(木) 門別4R・3歳以上C4-3・D1200m・9頭立2枠2番に阪野学56.0kg・馬体重494kg(-2)で出走して、タイム1分17秒0(良)で1.1秒差の2着でした。

安田師「ジョッキーが『能検時のように、スタートから前に進んで行かなかった』と話すように、思っていたポジションが取れませんでした。この距離でこのメンバーなら2、3番手には付けたかったのですが。スタートから暫くしてようやくハミを取ったかと思った時に、馬群のポケットに入ってブレーキが掛かってしまい、馬に楽をさせてしまいました。メンバーが楽だったので2番手に上がる事ができましたが、クラスが上がるとこうはいかないでしょう。やはり、もっとピリッとさせたいので次走からは矯正馬具を着けて、距離もこれ以上長いところは余計にダラダラすると思うのでこのままいきます。これまで脚元に異状は見られないので、このまま問題がなければ中1週で次走を予定します」

 

度重なる脚元のトラブルを乗り越え、ジェイドが競馬場に戻ってきました(*´ω`*)

まずはおかえりジェイド✨

ただし、レース内容は想定していたいくつかのパターンの中で一番最悪なものでした笑

ゲート入りを拒否ったり、スタートしてもダッシュがつかなかったり、直線で二番手に浮上した後はソラを使っているように見えました

たぶん、彼は最初から最後までフルスロットルで走っていません(・∀・)

勝ち馬が強かったのも間違いありませんが、負けるにしてももう少し内容が欲しかったですね⤵︎

再ファンドのタイムリミットを考えると、次走以降はもう取りこぼしが許されない状況でございます

こっから鮮やかに三連勝して中央へ戻っておいで✨

なにはともあれ、復帰おめでとう!!

久々にジェイドの走る姿見れて、めちゃくちゃうれしかったよ( ´_ゝ`)

 


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ハーモニクス 

3歳 牝[未勝利]
美浦武市康男厩舎
父:キンシャサノキセキ
母:アコースティクス

 

2020.04.15 所有馬情報

在厩場所:14日に福島県ノーザンファーム天栄へ放牧
調教内容:
次走予定:未定

武市康男調教師「骨折経験もありますから、レース後は脚元中心に馬体を確認しましたが、大きな問題は無さそうです。ただ、続けて使ってきたことによる疲れは感じますし、予定通り14日にノーザンファーム天栄へ放牧に出させていただきました」

 

レース後も歩様の悪化などなく問題なさそうでよかった…!!

在厩で2戦しましたし、中間も休まず追い切りも重ねてきたので、多少疲れが出るのは当然だ(´ー`)

どれくらいの期間になるかはわかりませんが、早めに疲れが取れて良いタイミングで帰厩できるといいですね

しっかりリフレッシュしてくるんだよー!

 

 

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モンストルオーソ

3歳 牡[NAR 1勝]
船橋・佐藤裕太厩舎
父:フリオーソ
母:ビービーバカラ

 

2020/4/15(ノルマンディーファーム)

現在はパドック放牧をおこなっています。まだ運動は控えていますが、気温の上昇とともに代謝は上がってきたようで、冬毛はすっかり抜け落ちました。ポカポカと暖かい日が多くなり、パドックでは日光を浴びて気持ち良さそうに過ごしています。

 

モンストルは前回と変わらず、のどかでゆるーい更新が続いています🌴

体調も良さそうでなにより!

気がつけば骨折から4ヶ月が経過してしまいました

そろそろ運動を始められるといいんですけども、まだクラブから今後の具体的な見通しのアナウンスはありません

この感じだと、6月あたりかと思っていた復帰時期も大幅に後ろ倒しになるんかなー?

次回更新で何か進捗があればいいなー!!

 


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アステルカーラ (サニーヘイローの18)

2歳 牝[育成]
美浦岩戸孝樹厩舎予定
父:カレンブラックヒル
母:サニーヘイロー

 

2020/4/15(オカダスタッド)

現在は坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。この中間も熱発したり体調を崩したりすることもなく、連日元気いっぱいに坂路を駆け上がっています。パワフルな馬体から受けるイメージ通り、少しずつ力を付けてきている様子が伝わってきますし、反応を確かめる意味で、今月中に一度速いところを進めてみようと考えています。

 

ここまで近況でウィークポイントについての記述がありませんし、調教の進み具合も着実にペースアップできています⤴︎

速い追い切りも織り交ぜていくとのことで、思いのほか仕上がりは早いかもしれませんね٩( ᐛ )و

この後もカーラの状態に合わせて、決して無理はせず進めていっていただければ幸いです

引き続き頓挫なく順調にいきますように✨

 

 

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ベストデイエヴァ

4歳 牝[未勝利 / 障害未勝利]→ 引退
美浦・深山雅史厩舎
父:ゼンノロブロイ
母:モーディッシュ

 

2020/04/15

美浦トレセンでの検査でも馬体に異常は診止められませんでしたが、これまでの競馬内容を踏まえて関係者間での協議を行なった結果、本馬は現役を引退してワールドファームへ繁殖牝馬として帰ることになりました。尚、出資会員の皆様には報告書を別途送付させて戴きます。これまで本馬を応援して戴き、誠にありがとうございました。

深山師「身体に異常がなかったことは幸いでした。競走中止に関してはレース前からフケの症状が出ていたことの影響が大きいと思いますが、気性面でも難しい馬ですから競馬に向かう状態ではなかったのかもしれません。開業に合わせてお預かりした馬ですから、期待に応えられずに申し訳ない気持ちですが、これからは良い仔を産んで欲しいですね」

 

平地再挑戦の願い届かず、エヴァーの競走馬としての歩みはエンディングを迎えました

引退は残念だしとても寂しいですが、まずは脚元に異常がなかったこと、そして生まれ故郷の青森・ワールドファームさんで繁殖牝馬に無事なれることを本当にうれしく思います✨

 

ふり返れば、エヴァーの出資申込みをしたのは当歳募集時だったんですよね🐴

出資の理由は自分にとってのホームホース・スティンライクビーの妹であったこと、更にはオークスサンテミリオンと3/4同血であったことが挙げられます

血統好きの自分としても待望の募集でしたし、カタログを見て心ときめいたことを今でもよく覚えています(´ー`)

 

1歳の10月までは青森で過ごしていたエヴァーは、時々スイッチが入ってしまい激しく暴れることもあったものの、故郷で比較的穏やかな日々を過ごしていました🌴

風向きが変わったのは馴致・育成のために北海道に移動してからのことです

最初にお世話になった三石軽種馬共同育成センターさんでは新たな環境に馴染めず、精神的にも飼葉食いでも不安定に💧

「馬房内で手入れをする際に、身体を触るなといった感じで蹴ってくる事があります。人に対して威張っているような雰囲気なので、もう少し仲良くなれるように接していきたいです」という当時のコメントにそのご苦労が滲み出ています

 

しかし、スタッフさんとエヴァーは結局仲良くなれなかったみたいで(泣)、その後の2月には早くも心機一転、シュウジデイファームさんに移動することになりました

「まだ、騎乗中に周りを気にしたり騎乗者に反抗したりで、前に進まなくなる事があります」

「移動してきたばかりのころは、馬房内にいるこの仔を外からのぞくと、怒って立ち上がるなどの威嚇をしてきました」

「最近は馬房内で立ち上がって威嚇してくる事はなくなりました。でも、馬房内のボロを拾う時などに人を狙って急に蹴ってくる事があるので、気をつけていますが正直怖いです(笑)」

「調教時も怖い顔をして走っています。併せた馬に乗って、この仔の少し前を走っていると、にらまれているような感じでちょっと怖いです」

「フケの影響が残っており、調教後に身体を洗ってあげると喜んで身体ごと人に押し付けてくるので、潰されそうになります。でも後ろ肢を触られるのは嫌で、触った時にはすごい蹴りが飛んできますので、かなり危ないです」

環境を変えてもエヴァーの気難しさは改善されなくて、スタッフさんからは上記のようなコメントが度々寄せられる困ったちゃんのまま(^-^;

 

9月には二度目の育成先変更となるファンタストクラブさんへのお引越し🐴

ファンタストさんにおいてはゲート練習時の課題が噴出します

「フケが強まってきた影響でしょうか、10月初旬にはゲートに入るのを嫌がったりゲート内でもうるさくなってきました。これまで通り無理なゲート練習はしていなかったのですが…。それからも、お尻のほうへ枠が触れるのを嫌がって蹴ったり、入るのを嫌がって排尿してしまうようになってきました。これまでと変わらない練習を行なっているのですが…」

「馬房の中でもピリピリした面を出しており、ボロ拾いに入ったスタッフを蹴りにいく事があります。でも、女性スタッフが近付いた時はとても大人しくしているので、人を見ているのかもしれません」

相変わらずのアンタッチャブルぶりを見せつける危ない女の子は、同期たちの2歳GⅠが終わる時期になっても荒くれる一方でした(´Д` )

 

そんなエヴァーに転機が訪れたのは、1月に北海道から美浦トレセン近くのKSTCさんにお世話になってからのことです

「ゲートに入れるのが容易ではない上に、入ったらすぐに出たがりますからね。例えるならば、ウナギを素手で捕まえる感覚に近いでしょうか。まず捕まえるのが大変なのに、やっと捕まえたと思ったらスルッと逃げられる。伝わりますか(笑)?」

そんなコメントもありつつKSTCさんが辛抱強く向き合ってくださった結果、地道な訓練の積み重ねでエヴァーは少しずつですが進歩を見せてくれるようになりました

自分はこの時期に見学へ行き、初めて本物のエヴァーとご対面しています(´ω`)

そしてついに待ち焦がれたトレセン入厩の日がやってきたのです!!

 

「現在の仕上がり状態と厩舎の受入れ状況を考慮して関係者間協議を行なった結果、美浦トレセン田村康仁厩舎から美浦トレセン・深山雅史厩舎への入厩予定先変更を決定いたしました」

こんな育成過程を歩んできた仔なので、もともと管理予定だった田村先生から入厩を断られてしまいました(´・ω・`)

それでも、ありがたいことに新規開業された深山先生が助け舟を出してくださることになり、なんとかJRA所属馬としてやっていけることになったんです✨

この時の深山先生への感謝の思いは絶対に忘れません!!

 

その後のエヴァーは、3歳5月のデビューを皮切りに今月のラストレースまでJRAで全6戦を走ってきました!

平地の3歳未勝利を3戦、秋からは障害に転向して3戦し、いずれも二桁着順(最後は競走中止)に終わっています

ひどい出遅れ癖が原因で、大敗が続きました💧

でもね、夏に美浦坂路で52.2を馬なりで計時したことがあって、決して能力不足ではないことは一度証明してくれているんですよ( ´_ゝ`)

馬体のシルエットもすごくキレイで品のある馬なのです🐴

だから個人的には障害ではなく地方へ転出していたら?とか、ローカルの平地1勝クラスに格上挑戦していたら?とか、たらればも考えられないことはありません

そうは言っても、彼女なりに嫌いなことも耐えながら頑張ってきてくれたわけで、なにより深山先生が成績不振で問題ガールのエヴァーを見放さず試行錯誤していただいた結果ですから、もう自分としては納得しています!

 

育成の遅れもあってエヴァー出資者の数ってすごく少ないと思うし(ネット上でも出資されている方を見かけることはほとんどありませんでした笑)、自分も収支としては完全にマイナス⤵︎

でもエヴァーに教わったことって実はすごく多かったので、それは今後の出資に活かしていかなきゃと思っています

そして彼女のハンパないキャラの強さは、収支とか度外視でこの先も忘れることはないでしょうし、すごく愛着も湧いてたんですよ(・∀・)

扱いにめちゃくちゃ苦労されていたスタッフさんには申し訳ないのですが、毎週の近況更新で新たな荒くれお転婆エピソードが届くのをこっそり楽しみにしてた自分もいました笑

 

めでたく繁殖牝馬になれることになったのでエヴァーさま、これからはのびのびと第二の馬生を過ごせるね⤴︎

モーディッシュママの貴重な後継として、元気で優秀な子供たちをたくさん産んでいってほしいです!

そうしていつかエヴァーがワールドファームさんの発展に貢献できたとしたら、それは至極のストーリー✨

彼女の馬名の和訳『今までで一番最高の日』が指すものは、もしかすると彼女の子供が大きなレースを勝つ日のことなのかもしれません(´ー`)

 

エヴァー、競走馬生活お疲れさま!!

いつか青森に会いに行くよ✋

今までたくさんありがとうねー!!

アディオス❤︎

 

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↑2019年1月 KSTCさん見学時pic

 

 

 

それではまた!
me ke aloha pumehana

 


※このブログではローレルクラブならびにシルクホースクラブのホームページ掲載情報から転載許可をいただき記事にしています
また、ノルマンディーオーナーズクラブについてはクラブに事前連絡を行いホームページ掲載情報を一部引用させていただいております

 

※2019年3月27日以前の過去記事については、お手数ではございますが旧ブログリンクからご覧ください
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