sting like bee

一口クラブライフ✳︎ログ

アマブレッド名鑑 2021

先日はウチの2歳出資馬のご紹介記事をアップしましたが、今回もまたいつもと趣を変えて、3歳以上の愛馬たちのことをご紹介する記事を綴ってみたいと思います✋

 

題して『アマブレッド名鑑 2021🐴✨

 

※アマブレッドとは…

AMANISTA [あまにすた]とTHOROUGHBRED [サラブレッド] を足してみただけの造語です(・∀・)

 

 

f:id:AMANISTA:20210317084458j:image

ダンケシェーン

6歳 セン[JRA 2勝]ローレルC
募集総額 2,000万円 2/500口出資
父:ヘニーヒューズ

ビジュアル]レースの度にカッコよく髪を編み込んでもらっている。過去にはクラブカラーの海老色ぼんぼりを装着してもらっていたことも。ずっとチークピーシーズがトレードマークだったが、最近は新たに黒ブリンカーを着用し、スタイリッシュ度が増した。

性格]どこかクールで人を寄せ付けないオーラを放っている、なんとも掴みどころのないキャラクターだったが、最近は仏様のような落ち着いた佇まいに変化。去勢を機に「目つきが優しくなった」by 昆先生

ポイントディープボンドの半兄で、デビューからの3戦では2勝2着1回という好成績。華々しいスタートを切ったものの、その後は約3年間にわたり勝ち星をあげられず、あと一歩というレースが続いている。去勢を実施するか否かが掛かったレースになる度に毎回意地の好走を見せ、幾度となく昆先生を翻意させることに成功していたが、2019年夏の札幌でついに力尽きゲームオーバー。現在はセン馬として2勝クラスで上位争いを繰り広げている。今年3月の落馬の際は、空馬とは思えない完璧なコースどりで後続に大差をつけてのゴールイン。若い頃は調子の乱高下が激しいタイプだったが、年齢を重ねてからは一定の調子を安定して維持できるようになった。

 


f:id:AMANISTA:20210317084415j:image

アメージングサン

4歳 セン[JRA 1勝]ローレルC
募集総額 2,000万円 4/400口出資
父:ロードカナロア

[ビジュアル]顔や脚元に白い部分が全くないベーシックな鹿毛。馬体も平均的なサイズで、見た目からはこれといった特徴がないとも言える。ただ、顔立ちがすごく整っていてイケメンだと思う。

[性格]まれにイレ込むことがあるくらいで、基本的には優等生タイプ。人に対しても好意的で、自ら甘えたりジャレたりしてくるような人懐っこさを持ち合わせている。得意の甘噛みで見学者の衣服をヨダレまみれにしがち。

[ポイント]函館のデビュー戦では追い込む競馬でプリンスリターンからクビ差の2着。2戦目の札幌では一転して逃げの手に出ると、後続に影も踏ませず勝ち上がり。しかも母が持つ2歳レコードを息子である自身が更新するというドラマチックなおまけつきだった。そんな類稀なスピードを持ちながらも、以後は度重なる頓挫によって1勝クラスで停滞中。3歳夏の福島では柴田善臣ジョッキーから「乗るのが気持ち悪い」という衝撃的なレース後談話を残され、それを機に去勢までされてしまった。4歳となった今年も頓挫からのスタートとなっているが、現在は関東馬ながらチャンピオンヒルズに留学中で、再浮上のチャンスを虎視眈々と狙っている。

 


f:id:AMANISTA:20210408175508j:image

ヴァリアントジョイ

4歳 牡[JRA 0勝 / NAR 2勝]ローレルC
募集総額 1,000万円 1/200口出資
父:ウインバリアシオン

[ビジュアル]やや右に流れたアシンメトリーな流星がトレードマーク。濃いめの鹿毛の馬体の中において、さりげなく右後だけ蹄の色が白く、ワンポイントの差し色がオシャレ。

[性格]従順でおとなしそうでイメージに反して、ストレスが溜まってくるとあからさまにイライラすることがある。たまに馬房の壁を激しく蹴ったりもする隠れた暴れん坊。ただしジョッキーから苦言を呈されたようなこともなく、いざレースになれば鞍上の指示にしっかりと従えるのが良いところ。

[ポイント]青森県産馬。JRAでは惜しくも未勝利に終わったが、何度も掲示板を確保した堅実なレースぶりが評価され、再ファンドを前提としたNAR武者修行へ。兵庫転籍後にすぐさま2勝を挙げたものの、そこからはクラスの壁もあって数戦して勝てていない。JRA時代は「スタートは良いが二の脚がそれほど速くない」タイプだったが、NARでは「スタートは良くないが二の脚が速い」タイプへとマイナーチェンジ。ハッとするような鋭い脚は使えないものの、ラチ沿いをリラックスして立ち回れた時はインからじわじわ伸び続ける。

 


f:id:AMANISTA:20210317084450j:image

モンストルオーソ

4歳 牡[NAR 3勝]NOC
募集総額 880万円 1/100口出資
父:フリオーソ

[ビジュアル]アメージングサンと同様にベーシックな鹿毛の馬体をしていて、これといった身体的特徴があまりない。強いて言えば、パドックで見せる穏やかな表情と透き通るようなつぶらな瞳がとても印象的。最近はクラブカラーである水色の頭絡やバンテージを着けてもらっている。

[性格]メンタル面で苦言を呈されたような記憶が全くといってないほど、良い性格の持ち主。その割に強い闘争心も同時に持ち合わせており、返し馬に入った途端、競馬モードにスイッチが切り替わる。どのレースでも最後まで全力で走ってくれる一生懸命さも取り柄の一つ。

[ポイント]南関東デビュー前提の地方募集馬。2歳12月のデビュー3戦目で記念すべき初勝利を挙げたものの、その後に両前の骨折が判明し、リタイアを余儀なくされる。長いリハビリ生活を乗り越え、2020年の12月におよそ1年ぶりの復帰。復帰後の成績は4戦2勝で、ここまでの7戦すべてで馬券圏内というパーフェクトに近い成績を残してきた。これまではすべて所属する船橋での出走だった為、今のところ南関他場は未経験。骨折歴のある脚元には常に不安がつきまとうが、優れた競馬センスの持ち主で、どんな展開であろうとレースの流れに乗れる点が強み。

 


f:id:AMANISTA:20210317084506j:image

フロムディスタンス

3歳 牡[JRA 1勝]ローレルC
募集総額 2,000万円 2/400口出資
父:ヘニーヒューズ

[ビジュアル]おでこにはイチョウ型の流星が浮かび、そこに右側だけの鼻白がアクセントを加えている。550kgを超える巨漢馬で、重戦車のような厚みのある馬体はパドックでとても目立つ。表情ゆたかでいろんな顔をしてくれるので、見ていて飽きない。

[性格]気難しい仔が多いヘニーヒューズ産駒らしくない従順で落ち着いた性格をしていて、のんびり自分のペースで過ごせるスキル持ち。レースに行くと闘争心もONになるらしく、初勝利時は外から勢いよく被せてくる相手にも全く怯まずに、ゴールまで抜かせないどころか突き放した。

[ポイント]前が詰まりスパートが遅れたデビュー戦は3着に終わったが、2戦目の中山で初勝利。出遅れもあって、残り200メートルの地点では勝利が絶望的なポジションにいながらも、急坂で一気に猛追して差し切った。馬体の印象どおりパワー型の馬だが、意外と密集地帯での小脚もきく為、レースでの立ち回りが上手。その巨体ゆえ、以前から脚部不安を抱えており、脚元の状態が今後の出世を大きく左右する。

 


f:id:AMANISTA:20210408182218j:image

ジョディーズマロン

3歳 牡[JRA 1勝]ローレルC
募集総額 600万円 1/200口出資
父:ディスクリートキャット

[ビジュアル]ド派手な鼻梁大白の流星が大きなインパクトになっている馬名どおりの栗毛馬。幼い頃から顔芸を得意にしており、変顔のクオリティや豊富なバリエーションに定評がある。以前から着けていたメンコに加え、最近はシャドーロールも着用。レース毎に変わる馬具の色にも要注目。

[性格]幼少期はボスに次ぐ二番手のスネ夫ポジションを確立していたが、ボスと離れてからは彼なりに独り立ち。天性の愛されキャラを発揮して、上手に世渡りしている。

[ポイント]函館デビューからの4戦は2→7→3→8着という成績で、好走と凡走を繰り返していたが、5戦目の中京では後方から捲って押し切る競馬で初勝利。昇級初戦も4着に入るなど、ここにきて自信や安定感を手に入れた感がある。馬体サイズは決して大きな方ではないが、育成牧場で1万メートルにも及ぶハッキングや障害飛越トレーニングに取り組み、高い基礎体力を身に付けた。

 


f:id:AMANISTA:20210317084434j:image

メイクマイデイ 

3歳 牡[JRA 未勝利]ローレルC
募集総額 1,200万円 1/200口出資
父:ウインバリアシオン

[ビジュアル]少し右に流れた鼻梁大白の流星が特徴的で、右前の蹄だけ黒いところがオシャレポイント。本人に悪気はないのだが、ちょっと目つきが悪い。目つきと黒鹿毛の馬体の相乗効果によって、浦河地区でも指折りの強面として育成時代を過ごす。正直かわいらしさとは対極に位置する顔なのだが、一周まわって「かわいくないのが逆にカワイイ」と感じてしまう、不思議な魅力を持った馬。

[性格]威圧感すら漂うそのビジュアルとは対照的に、普段から穏やかでおっとりしていて、若干怖がりな性格。ゲート練習をしていた際、ゲート内で半分寝ていたくらいマイペースなキャラクター。調教中に物見をして躓いてみたり、おっちょこちょいな面もある。大食漢で食欲がものすごいので、少しでも油断すると太ってしまいがち。

[ポイント]青森産馬。8月の札幌でデビューするも、コーナーで手前を替える際にうまくいかず8着に終わる。その後、一旦は立て直されたものの、いろいろあって未だ2戦目を迎えられていない。昨年末のトレセン在厩時にはストレスからかパニック状態に陥ってしまったこともあり、現在はチャンピオンヒルズにて再調整中。BTCで走っていた頃には非常に高いポテンシャルを感じさせてくれていた馬で、レースに出れさえすれば恥ずかしい競馬はしないはず。復帰後の大暴れに期待。

 


f:id:AMANISTA:20210317084502j:image

アラハバキ

3歳 牡[JRA 未勝利]NOC
募集総額 720万円 2/400口出資
父:ドリームジャーニー

[ビジュアル]ベーシックな鹿毛で、この馬も特徴がないのが特徴。馬体は祖父や父に似てコンパクトサイズ。石坂正厩舎時代は黒メンコを着用していたが、田中克典厩舎移籍後は素顔でパドックを周回している。

[性格]北海道で育成されていた頃はステゴ系らしくピリっとした気性で、本州に移動してからもしばらくはヤンチャな面を覗かせていた。成長と共に少しずつ大人びて、最近は気性面についてほとんど言及されない。ただし走ることに対する前向きさは一貫して変わっていないようだ。脚色の近い相手には意地でも先着する姿からは、彼の負けず嫌いなキャラクターが伺える。

[ポイント]三次募集馬の1頭としてラインナップされた貴重なドリームジャーニー産駒。当初は美浦・深山雅史厩舎で管理予定だったが、馬房都合などにより、9月になって栗東石坂正厩舎に所属することになった。突然持ち上がった移籍話ではあったが、数多の名馬を輩出してきた名門に思いがけず移籍できることになったあたり、強運の持ち主と言えるかもしれない。定年により解散となった石坂正厩舎から田中克典厩舎への転厩を挟み、11月のデビューから計3戦して4→14→8着という成績。未勝利の短距離路線は優先権利がないと続けて使うのが至難の業で、今後はどれだけ出走機会を確保することができるのかが明暗を分けることになりそうだ。

 


f:id:AMANISTA:20210408182405j:image

アステルカーラ

3歳 牝[JRA 1勝]NOC
募集総額 920万円 2/400口出資
父:カレンブラックヒル

[ビジュアル]質感の良い栗毛の馬体で、チャーミングな鼻梁大白の流星が特徴的。右前以外の脚元にはランダムな長さの長白を持つ。競馬時は厩舎ロゴの入った黒メンコと合わせて、真紅のシャドーロールを装着。さらに前脚だけ白×赤のバンテージが巻かれ、牝馬らしく気品あるカラーコーディネートを施されている。

[性格]オカダスタッドで馴致に入った頃はピリっとした面も見せていた様子だが、育成が進むに従ってほとんど気性面について言及されなくなった。扱いやすく折り合いにも困らない性格ながら、自ら行こうとする前向きさも持ち合わせている優等生。カメラ目線でパドックを周回するなど、サービス精神も旺盛な愛くるしい女子。

[ポイント]二次募集馬。8月にはゲート試験を合格したものの、少し体力不足な面などを考慮され、外厩にて再調整。時間をかけて大事に進められたことも功を奏したのか、12月の中山で見事デビュー勝ち。単勝オッズ34.8倍の低人気に反発するような、好スタートからの鮮やかな逃げ切り勝ちだった。ただ、そのレース後に左前第三手根骨の剥離骨折が判明し、現在は北海道で療養中。夏競馬での復帰を目指してリハビリに励んでいる。骨折によって、デビュー戦で魅せた父譲りのスピード能力に翳りがないことを願うばかりだ。

 

 

 

以上でアマブレッド名鑑 2021を終わります✨

 

初の試みでしたが、いかがでしたでしょうか?

いつもと違う文体で書いてみたのですが、慣れないことをしたので自分的にも違和感大です笑

 

もし評判がよければ、来年も今くらいの時期に2022バージョンを書きたいと思っていますので、よろしくお願いします!!

 

 

 

それではまた!
me ke aloha pumehana

 


※このブログではローレルクラブ・シルクホースクラブターファイトクラブのホームページ掲載情報から転載許可をいただき記事にしています
また、ノルマンディーオーナーズクラブについてはクラブに事前連絡を行い、ホームページ掲載情報を一部引用させていただいております

 

※2019年3月27日以前の過去記事については、お手数ではございますが旧ブログリンクからご覧ください
旧ブログ(ココログ) → sting like bee