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一口クラブライフ✳︎ログ

アメージングサンに会ってきた

ローレルクラブツアーレポもまだまだ途中ですが、昨日出資馬アメージングサンに会ってきたので牧場見学記の方を先にアップしたいと思います!

 

 

【目的地】

2019/10/14 (月・祝)

千葉県香取市菅井牧場内

ジョイナスファームさま

 

今年の1月以来、9ヶ月ぶりのジョイナスファーム訪問!!

ご存知のとおり週末は台風で大荒れだったので、今回は見学中止も覚悟してたんです

当たり前ですが『牧場さんにも馬たちにも被害がなく、業務に差し支えない状況』っていうのが我々が見学するにあたっての大前提…!!

しかし、ジョイナスさんから「予定通り来てもらって大丈夫ですよ」とゴーサインをいただくことができ、恐縮ながらも現地へ赴きました

付近には殆どの木が倒れている杉林があって、先月の台風15号がいかにヤバかったかがわかる凄惨な光景を目の当たりに…(・Д・)

今回の19号でも各地で水害が起きてしまい心を痛めていますが、千葉北東部での風による被害は15号のときと比べると随分マシだったそうです

 

そんなこんなでウチの奥さまと二人でジョイナスファームへお邪魔すると、ジョイナスさん在厩の奥村武厩舎チームがお出迎えしてくれました!

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北海道シリーズはテレビ観戦だったので、生のアメージングとも9ヶ月ぶりです

あえて前回の見学時と同じ帽子を被っていったんですが、ちゃんと覚えててくれたかしら笑

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外に出していただいた時の様子🐴

馬房から出れたアメージングはすごいうれしそう!!

しきりに手綱を噛んで遊んで、駐立を促すスタッフさんを困らせ続けてました笑

空は厚い雲に覆われていますが、直前まで降っていた雨も見学の間は運よく小休止( ´_ゝ`)
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休ませていたことで幾分全体的なゆるさはありましたが、お尻からトモにかけての筋肉はイイ感じです⤴︎

そして、馬房にいる他の馬たちが「ずるいぞ!俺らも出してよ!」とでも言いたげな表情でこちらをガン見(・∀・)
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ウォーキングもちょびっと見せてもらいました

痛がるそぶりもなく、歩様自体はもう何ら問題なさそう(´ω`)

うん、柔らかいわ!!
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馬房に戻ったアメージングと触れ合いタイム

めちゃくちゃかわいかったんだぜ٩( ᐛ )و
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呼ばれるとカメラ目線でバッチリ決める男✨

ちなみにアメージングの一つ奥、隣の馬房にいるのは一つ下の弟くん!!

アメージングムーン18 (父モーリス)です🐴

「血の繋がった兄弟だってことを互いに認識してるかもって感じるような仕草とかしたりしますか??」ってスタッフさんに聞いたところ、「うーん…特にないですね笑」とのことでした

でも顔つきは双子みたいにそっくり!!!!
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ウチの奥さまとのツーショットです

僕と絡んでる時よりも、アメージングは心なしかイイ男ぶってる感じがしました笑
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こちらはジョイナスファームが入っている菅井牧場さんのメイン調教コース

アメージングはここで普段トレーニングに励んでいます

一見フラットなようですが、コース全体をよく見てみると意外と起伏が多かった…!!

見た目以上に負荷のかかるタフな馬場かもしれません

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右端は調教コースを見渡せる小屋🏡

馬の走りの確認や追い切りタイムの計測などがここで行われています

トレセンや牧場の航空写真を眺めるのが大好きという調教コースマニアの自分にとっては、こうして実際に馬場を眺めている瞬間もたまらない場面!!

貴重なコース見学までさせていただき、スタッフさん本当にありがとうございました(´ー`)
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アメージングとゆかいな仲間たち🐴

上からアメージング、同級生のエピファっ仔(おっとり癒し系)、大先輩のキンカメっ仔(馬っ気旺盛)

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みんなキャラが立ってるわ笑

 

 

最後に、アメージングサンの近況について聞いてきたことをいくつか箇条書きでドン!

普段アメージングの調教パートナーを務めてくださっている女性スタッフさんがインタビューに答えてくださいました

 

・こちらに戻ってきてから初めて乗った時に違和感を感じたので、すぐに獣医さんを呼んで見てもらったところ骨瘤が判明した

 

・思いきって調教を止めて治療に専念したこともあり、ソエも深管骨瘤も今はもう全然心配いらないです

 

・あとは右前の蹄(レントゲンを撮ったところ、右前蹄の底が一部薄くなっていることがわかり、しばらく様子を見ていた)が伸びてくれさえすればイイんですが、こればかりは時間がかかるので伸びてくるのを待つしかない

 

・現在は蹄の底にパッドを敷いて負重を分散させる処置をした上で軽めから乗り出していて、様子を見ながら進めていけるところまで進めていく予定

 

・注意深く診ていくつもりですが、これからペースを上げていく中で再び右前に痛みが出たり、なんらかの反動が出たりしないことを願っています

 

・今のところ復帰の時期は未定

 

・普段は子供っぽいところもあるが、騎乗すると調教モードになって真面目に取り組んでくれるのが良い

 

・こちらが教えたことはしっかり覚えてくれるし、吸収のイイ馬です

 

・普段軽めに騎乗しているときはそれほど感じないが、速いところに行くとフットワークが一気に良くなるし、すごくスピードがある

 

・距離的にはスプリンターかなと思っているが、実際走ってみないことには判断しづらい面もある

 

・食欲旺盛で飼葉をしっかり食べてくれるのは頼もしいです

 

・北海道からこちらに到着した時は450kg台だったが、現在は470kg台まで増えた

 

 

昨日お伺いしたアメージングの近況はこんな感じ(´ー`)

 

 

ちなみにジョイナスファームさんの育成・調教方針もお伺いしたので、それも書いておきますね

 

昨今の競馬界は坂路調教が主流となっていますが、ジョイナスさんが入っている菅井牧場さんに坂路はなく、ダートのトラックコースを用いての調教が行われています

もちろん坂路コースには坂路ならではのメリットが多いのも事実ではあるんですが、トラックコースにもトラックコースだからこそというメリットが存在します

その中の一つに『トラックコースは馬と綿密にコンタクトを取りやすい』といったことが挙げられます

ジョイナスさんではこのメリットを最大限に活かして、その馬に一番合った走法を教え込んだり、鞍上との呼吸の合わせ方やコーナーワークの仕方など、より実戦に結びつきやすいスキルを丁寧に丁寧にトレーニングされているそうです!

 

また「痛いところがあったりストレスを抱えている馬は当然能力をすべて発揮できないので、それらを極力取り除くこともウチの大きな役割です」と仰っていました

これは当たり前というか普通のことのようにも感じますが、言葉を話せない馬たちが発するサインはとても繊細で気づきにくいものだったりするわけで、“ほんのわずかな何か”に気づき適切にケアしてあげることは決して簡単なことではありません

そうする為には技術や経験に感性…様々なファクターにおいて秀でたものが求められるんです

彼ら管理馬たちのSOSであったり、あるいは今後の大きな成長に繋がるシグナルであったりをできるだけ逃さないよう、普段の世話から騎乗調教に至るまで、細部まで目を光らせながら日々の業務にあたってらっしゃるとのことでした!

 

そしてスタッフさんはみな明るく爽やかで、僕のような見学者に対しても親切丁寧に対応してくださるんですよね✨

すごくありがたいことですし、毎回ジョイナスさんを出るときはなんていうか心地いい後味を感じながら帰路に着いています

 

アメージングは良い環境で預かってもらえてすごく幸せ者だと思うし、ここ最近の頓挫を無事に乗り越え、最高の形で復帰戦を迎えてほしいなーと思ってます⤴︎⤴︎

彼の同僚たちの活躍も祈りつつ、陰ながら応援していきますね!!

 

ジョイナスファームさん、見学の手配をしてくださったローレルクラブさん、本当にありがとうございました✨

 

 

それではまた!
me ke aloha pumehana

 


※このブログではローレルクラブならびにシルクホースクラブのホームページ掲載情報から転載許可をいただき記事にしています
また、ノルマンディーオーナーズクラブについてはクラブに事前連絡を行いホームページ掲載情報を一部引用させていただいております

 

※2019年3月27日以前の過去記事については、お手数ではございますが旧ブログリンクからご覧ください
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