悩みに悩んだ結果、新たな出資を決めました㊗️
正真正銘、2020年産世代のラストピース*
出資したNEW FACEはこの仔です↓✨
アイスグレー20
ローレルクラブで募集されているアイスグレー20が今回の新規出資馬🐴
お父さんは本邦初年度産駒が昨年デビューしたばかりのアメリカンペイトリオット、お母さんはソダシをはじめ活躍馬多数の"最強白毛一族"シラユキヒメ牝系に属するアイスグレーで、本馬は母の初仔です
生産者のハシモトファームは本馬の母父にも入っている"南関の雄"フリオーソを生産された牧場さん🌴
馴致・育成を担当していただいているのは当ブログでもすっかりおなじみ・日高軽種馬共同育成公社内パッショーネになります
生産者・育成牧場との個人的な絡みでいうと、ハシモトファームさん生産馬ではノルマンディーOCで募集された本馬の同級生・シャルトターク(プラージュ20)に昨年出資中。
なので、ハシモトファームさん生産馬にはこの世代が初めての出資となったわけですが、いきなり2頭のご生産馬とご縁をいただくことになりました🌈
パッショーネさんにはこれまでもローレルジェイド、ジョディーズマロン、ビーナスローズといった新冠橋本牧場さん出身の愛馬たちがお世話になっており、そのパシオンあふれる変幻自在の育成に自分はすっかり虜になっています(´ー`)
さて、僕が今回この仔に出資する決め手になったのは一体どのあたりなのでしょうか?
自分でも数年後に振り返ることができるよう、ザッと箇条書きで書き残しておきたいと思います✋
※順不同
・フリオーソが好きだ
フリオーソは現役時代からとても好きな競走馬🐴
自分は直仔のモンストルオーソにも出資していますが、本馬の場合は今はまだ珍しい母父フリオーソという血統背景の持ち主で、母父としてのフリオーソにも興味があったのです
また、その生産者でローレルさんにも度々募集馬を提供されているハシモトファームさんも個人的にずっと気になっていた牧場さんでした!
経験豊富な社長さん&ノーザンファームから戻ってこられた新進気鋭の息子さんの親子タッグで日々奮闘されていて、こっそり以前から出資できるチャンスを伺っていた次第です( ´_ゝ`)
産駒のデビュー前は正直どれだけ日本競馬に適応できるのか実際よくわかりませんでした笑
でも、フタをあけてみると産駒たちは想像以上に日本の馬場にフィットし、現時点でJRA12勝を挙げています(初年度世代のみ)
その内訳は芝8勝・ダート4勝というもので、距離的には1400〜1800あたりが好走ゾーンですね!
牡馬も牝馬もバランスよく走っていますし、アメリカンペイトリオットに対する評価はこの先も右肩上がりに上昇していきそうな気配で、今後が非常に楽しみな種牡馬です
・緊張と緩和
母アイスグレーはNorthern Dancerを豊富に抱え(多重クロス)、Hail to Reasonも4×5でクロス。
そしてNureyev≒Topsider 4×4 (Nureyev≒ウェイブウインド4×3とも言える)のニアリークロスも内包しています🩸
そのクロス濃いめの母に、自身は5代アウトで母方も異系血脈強めな父アメリカンペイトリオットを掛け合わされた"緊張と緩和"の好配合形となっている部分にも惹かれました
・3/4 ND、1/4 非ND
ひとつ上の内容とも重なりますが、父アメリカンペイトリオットの母Life Well Livedのところだけは異系色が強く、Northern Dancerの血が含まれていません
これにより、血統表の3/4がNorthern Dancerを含み、残りの1/4はNorthern Dancerが含まれないというバランスのとれた配合になっています!
・人懐っこいところ
コロナ禍で自分はまだ実馬に会ったことはないのですが、とても人懐っこい性格らしい(*´ω`*)
昨夏掲載された↓の誌上ツアーレポートの中で触れられていますが、ハシモトファームさんの放牧地で過ごしていた頃、ブラシがけが終わっても人の後をずっとくっついてくるような仔だったそうです
なんて表現したらイイかわかんないけど、写真の顔もジワジワくるかわいさ!!
・イヤなものはイヤ!!
甘えんぼキャラなくせして、注射されるのがわかると激しく拒否って前脚でぶっ叩いてくるそうです
パッショーネさんに移動してもそれは変わらず、整歯時の鎮静薬の注射や予防接種、駆虫剤の経口投与などの時は突然うるさくなってブチギレモードになるみたい💢
普段はおとなし系女子の割に「イヤなものはイヤ」と自己主張するところもあったりして、いわば七変化じゃないですが、表情豊かにいろんな側面を我々に見せてくれるところも本馬の魅力の一つかもしれません✨
もちろん、現場で普段お世話をされてるスタッフさんからしたら「マジで勘弁してくれよ💦」って感じだとは思うのですが(^-^;
・調教中は全然やる気がないのに、なぜか体力十分
普段からおっとりしているだけでなく、調教中もびっくりするほどやる気がないらしい。
実施時期としてはかなり速い追い切り(15-15)を敢行したものの、そんな速いペースの中でさえ全然やる気を出さず、ほかの馬が走っているから仕方なくついていっているという感じだったそうです
そんなメンタルで日々のトレーニングに臨んでいるっていうのに、なぜか体力は十分あるし、息遣いにもまったく問題がないという謎仕様❓
なんだかよくわからないけど、もしかしたらものすごいポテンシャルを秘めているのかも(・∀・)
・パッショーネさんの"変幻自在パシオン育成"
代名詞の"万ハック"をはじめ、個性的なトレーニングで一頭一頭の課題にじっくり寄り添うスタイルのパッショーネさん。
『本馬もパッショーネ育成』というところも、自分としてはめちゃくちゃ大きなポイントでした🎵
西野代表率いるパッショーネさんの柔軟な発想は良い意味でぶっ飛んでいるだけでなく、毎回の近況においても"中間に行った調教の意味や目的"をすごくわかりやすく丁寧にコメントしてくださるところも自分は大好きです❤︎
クラブの先輩・VRちゃんに続き、本馬も先週までモモセライディングファームさんに短期留学させていただき、秘密の障害特訓をがんばってきました
その効果は早くも出ている様子で、良くも悪くもキャラ濃いめの本馬がどのような競走馬に育ってくれるのか、心の底からワクワクしています(*´д`*)
パシオン!!!!
血統情報:5代血統表|_________|JBISサーチ(JBIS-Search)
↑2021年11月 パッショーネにて(公式HP)
実は年末年始にかけて、出資の可否をこっそり悩んでいた募集馬がもう1頭いたんです!
その仔はノルマンディーOCの二次募集馬・ゴールドマッシモの20で、血統も厩舎もすごく魅力的✨
モンストルオーソの出資者としても間違いなく"絶対行きたい案件"ではあったのですが、予算的な余裕はまったくなく、ゴールドマッシモ20の方はちょっと手が出ませんでした泣
ってことで、このアイスグレー20への出資をもって、"2020年産世代への出資は終了"です!!
入会してるクラブには残口ありの募集馬もまだ残ってますし、これから追加募集がある可能性もありますが、これで完全に打ち止めにしたいと思います
現時点でのウチの陣容はこのようになりました↓
ここ数年は以前より出資頭数が増えてしまっていたり、なかなか愛馬に会うことができないコロナ禍の影響もあったりする中で、愛馬たち1頭1頭への思い入れが薄まったり、偏ったりしがち💧
だから、そんなことにならないよう今まで以上にそこは意識していきたいし、これからもできるだけ多く、このブログを通し彼らのことを綴っていけるようにがんばりたいです(*・ω・)ノ
出資馬みんなが自分にとってとても大切な存在なのでね!!
【AMANISTA厩舎】
2022.1.26 現在のフルメンバー
それではまた!
me ke aloha pumehana
※このブログではローレルクラブ・ターファイトクラブのホームページ掲載情報から転載許可をいただき記事にしています
また、ノルマンディーオーナーズクラブについてはクラブに事前連絡を行い、ホームページ掲載情報を一部引用させていただいております